秋という季節のせいなのか、創作意欲が湧き上がってきて、毎日プライベートで何かしら作っています。
その中で最近着手したのが、木製卓上引き出しのDIY。
100均材料で簡単に作ることができるので、ここで作り方をご紹介しようと思います。
お客様にお渡しするサンキューカード、パッケージングで使うシール、リボン、マスキングテープ…
細々したものが多くて、一カ所にまとめられないかと情報収集していると…
100円均一で売ってる材料でDIYしている作り方がたくさん見つかりました。
100均材料なら手軽に自分が収納したい量に合わせたサイズのものが作れそうなので早速作ってみる事にしました。
特にセリアに売っている木の板がサイズ的に使いやすそうです。
まずはセリアで売っている木の板のサイズに合わせて作りたいサイズで設計図を作成します。
こんな感じで、卓上引き出しの設計ができました。
材料の木の幅と木製トレイの幅がぴったりなのでカットせずにそのまま使えるところは使います。
ノコギリを入れるラインは刃の分削れるので実際に作りたいサイズ+1mmにしています。
それから、引き出しの上と左右はスムーズに引き出せるように実際のサイズよりそれぞれ+3mm足しました。
引き出しの設計図ができたので、100均へ材料を買いに行きます。
以下の3種類をセリアで買いました。(材料となるものは100均で全て揃いました。)
木製トレイはそのまま引き出しBOXとして使います。
仕切りがあるタイプの木製トレイはマスキングテープなどを入れる引き出しにします。
桐の板材は同じものがキャンドゥにもありました。
以下の道具類はホームセンターで購入、あるいは元々持っているものです。
材料と道具を揃えたので早速作っていきます。
設計図を見ながら板に鉛筆でカットラインを引きます。
そしてノコギリでカット!
ちょっとカットのラインが曲がったりズレたりするけど、それもDIY「味」として気にしないようにします…
切った板の表面に紙やすりをかけます。(ハンドサンダーがあると便利です)
紙やすりは240番を使いました。
裏、おもてと、側面も忘れなく。
今回は買っておいたワトコオイルで塗装します。
色はミディアムウォルナット。
100均で買った木箱と色味が似てる(ような気がする)ので、このカラーに。
ワトコオイルを使うのは実は初めてなので、塗り方を調べながらハケで塗装していきます。
(公式でおすすめされているワトコオイル2度塗りです。)
2回目の塗装でウェット研磨をする方法もあるのですが、耐水ペーパーが無くて断念。
かなり違った仕上がりになるようなので、次回は試してみたいです。
塗り終えたら24時間乾燥させます。
臭いがするのでベランダで放置しました。
乾燥が終わった木の板を設計図通りに組み立てます。
まずはくっつける部分に木工用ボンドを塗って仮止めをします。
仮止めが終わったらこびょうを金づちで打っていきます。
全部のクギ打ちが完了したら引き出しを入れて確かめます。
丸い取っ手は木工作品作るときにでた端材を今回は利用しました。
100均で売っている取っ手や画鋲を使うのも良さそうです。
完成したので、早速ものを入れてみました。
あらかじめ設計していたので、入れたいものが全部ジャストフィット!
設計って、大事ね。
塗装したワトコオイル ミディアムウォルナットのカラーも引き出しの色にバッチリ合っています。
アンティークっぽい、なかなか味のある良い色になりました。
100円均一で揃う材料だけで、ここまでのものが作れるとは思わなかったです。
我が家のナチュラルカントリーなインテリアにも馴染むおしゃれな卓上引き出しができました。
しかも材料費は1200円(税抜)
驚きのプライス!
※道具類は含みません
自由にサイズを決められるのがDIYのメリットですが、作りたいイメージを設計図に起こしておくのが大事ですね。
家具のような大きなものではなく、こういった卓上サイズの木製収納なら材料は100均で手軽に始められるので、興味がありましたらぜひ作ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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