コラム 2019/11/10
Foresteanaの木工雑貨で主な材料として活躍してくれている杉の木の板。
杉の個人的に好きなところを語ります。
杉はとにかく木目が面白いです。
ハンドメイド販売をはじめるにあたり、大量の木材を仕入れるようになったのでそれらを1つ1つ見てみると本当に色々な種類の木目と色が見られます。
筋の太さ、色、形、硬さ場所によってずいぶん違います。
驚いたのは、曲げるとしなる柔らかい部分、曲げるとパキンと割れる硬い部分。同じ木種なのにこんなに違うのですね。
そんな杉の板は着色すると、なんとも味わいのあるあたたかな風合いになります。
木工制作をしていると、色々な発見があり、それがまた楽しいのです。
仕入れた板を部屋中に並べてずっと見ていたいです。
杉やヒノキといった国産の木材は安定して手に入りやすいです。
外国産の木の板も魅力的ですが、ちょっとお値段的にもハードルが高い感じがするのでまだ手が出せません(レーザーで加工できる厚みが市場に出ないという理由のもありますが)
中学生の頃、技術の時間に杉を使い、木工で本立てを作ったのをふと思い出しました。杉は身近な木材。杉の木を使って建築中のお家の前を通ると、ふわっと良い香りがしますよね。
私が作っている木工雑貨はレーザー加工機でカットするので、杉のような柔らかい方が加工しやすいです。
ただ、杉でも筋の硬い部分がありレーザーが通らず失敗することは結構ありますが。。。
そういえば、ホームセンター等では5mm程度の薄い厚みの板で杉ってあんまり見ないですね。
(もちろん分厚い杉板はたくさん売ってますが。)
お店で売ってる薄い厚みの板はヒノキやアガチス材、MDFなんかが主流かと思います。杉ももっと市場に出て欲しいです。
杉の香りにはリラックス効果があると言いますが、それは当たってるかもしれません。
制作で必要な木材を箱から取り出した時の香りにいつも癒されます。
うまく表現できませんが見た目、香り、手触りの全てが良いのです。
「好きな木材について語る」
次回はヒノキか、パイン材か。。。
また語らせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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