制作日記 2020/3/31
Foresteanaで人気の壁掛けインテリアアイテム「壁にかけられる木のモビール」。
この木製モビールを作り始めた経緯など、制作ストーリーをご紹介します。
ナチュラルカントリーなインテリアが好きな私。
木製で、動きのあるモビールはナチュラルインテリアにぴったりのアイテム。
でも、天井に穴を開けたくない、高い天井からモビールを吊るすのは難しい。
手軽に飾れて、動きのあるモビールが欲しい、でも良さげなものが売っていない。
じゃあ作っちゃおう!
これが「壁にかけられるモビール」を作るきっかけです。
まずは、どうすれば簡単に取り付けられるか。
モビールは天井から吊るすのが一般的ですが、天井だと椅子や梯子に乗るのは大変ですよね。
なので、壁が一番取り付けやすいんじゃないかと考えました。
ただ壁にただ引っ掛けるだけだととモビールのパーツの一部が壁に引っ付いてしまい、ゆらゆら揺れません。
(カーテンレールなど壁から浮いている場所なら大丈夫かもしれませんが…)
そこで考えたのはモビールの土台の形状。
一般的なものは棒状だったり、円だったりする土台部分。
ここを半円という形にしました。
半円の縁の部分を壁に対して90度になるようにあてると、壁から離れたところにパーツを吊ることが出来ると、ひらめきました。
これで、壁に取り付け出来て、パーツも全部揺れるようになります。
壁に設置出来るモビールのイメージは固まってきたものの、サイズにも悩みました。
加工に使う木材(杉やヒノキ)は薄い木の板なので、サイズが大きすぎると反りや割れなど強度の問題が出てきます。
それに「手軽にモビールをナチュラルインテリアとして取り入れられる」ことが重要なので、日本の住宅事情も踏まえコンパクトサイズにしたいと考え、最終的に横幅は20cm程度のものと決まりました。
あとは、パーツを取り付けた時に壁に当たらないようにパーツの大きさとバランスも考えました。
土台とサイズが決まったので、デザインを考えます。
一番最初にデザインしたのは「どんぐり森のなかまたち」という作品。
可愛らしい小動物(りす、うさぎ、ハリネズミ)と、どんぐりや葉っぱのモチーフを入れて森の中を散歩してる気分になれるモビールです。
記念すべき壁にかけられるモビール1作目、「どんぐり森のなかまたち」
私がデザインしたモビールのパーツは、加工、仕上げまでひとつひとつ、丁寧に制作しています。
それ故、少々手間がかかってしまうので「組み立てキット」という形にさせていただきました。
パーツをつなぐ作業をお客様にしていただく事で、少しお安く提供出来ればと思っています。
ちなみに、キットに含まれるテグスは、Foresteanaオリジナルくまさんの木製糸巻きにマキマキしてあります。
テグスがなくなったら、お手持ちの糸を巻いて是非使ってくださいね。
キットに組み立て説明書は付いていますが、組み立てでお困りや不明点があればお気軽にお問い合わせくださいね。
価格をプラスして、組み立てる必要がない完成品の販売も要望があればやってみたいと思っています。
2020/10/02追加:組み立てが苦手な方は組み立てサポートも開始しましたのでぜひご利用くださいませ。
詳しくはこちら↓
モビールだけでなく、他の作品も共通しているのですが、Foresteanaでは「目にした瞬間可愛い!パッケージ」をモットーにしています。
モビールの場合は、パーツ自体が木のぬくもりを感じる可愛らしいものになっているのでそれがわかるように透明の袋に入れてリボンやショップロゴをつけたパッケージにしました。
「壁にかけられるモビール」シリーズは年中飾れるものから、クリスマスなどのシーズンものなど今後バリエーションを増やして行く予定です。当ショップやSNSで新作をチェックしていただけると嬉しいです。
以上、「壁にかけられるモビール」が出来るまでの制作ストーリーをご紹介しました。
制作ストーリーを見て頂いて「壁にかけられるモビール」をたくさんの方に知っていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
『森の中のお茶会』をイメージしたハンドメイドの木の雑貨やアクセサリーを工房でひとつひとつ丁寧に制作し、販売しています。
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